東京都新宿区のルキナ新宿四谷クリニックです。
「目の下のクマやたるみを、できれば切らずに改善したい」。そのように考えてモフィウス8を調べるなかで、「自分のクマにも効果があるのだろうか」と疑問をお持ちではありませんか。
目の下のクマにはいくつかの種類があり、モフィウス8が適しているかどうかは、その種類によって異なります。この記事では、モフィウス8で改善が期待できる目の下のクマやたるみと、適応が難しいケースについて整理します。クマのタイプの見分け方や効果の目安、ダウンタイムについても、わかりやすく解説します。
この記事の監修者

医学博士、日本外科学会 外科専門医、日本消化器外科学会 消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
北里大学医学部を卒業後、自治医科大学 消化器一般移植外科 講師、四谷メディカルキューブ 外科・内視鏡外科などを経て現職。外科医として、幅広い治療に従事する中で、患者様一人ひとりが抱える身体的な悩みや生活の質に向き合う医療の重要性を実感。「身体的な悩みを解消し、患者様が前向きで豊かな人生を歩んでほしい」という想いのもと、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。
モフィウス8で改善が期待できるのは「ふくらみによる影・たるみ」
結論からお伝えすると、モフィウス8が適しているのは、目の下の脂肪(眼窩脂肪)のふくらみによって影ができる、いわゆる「黒クマ」や、皮膚のゆるみによる目の下のたるみです。一方、色素沈着や血行不良が原因のクマには、別のアプローチが適しています。
適応がある目の下の悩み
次のような悩みは、モフィウス8による改善が期待できます。
- 目の下がぷっくりとふくらみ、その下に影ができて疲れた印象に見える
- 目の下の皮膚がゆるみ、小じわやたるみが気になる
- 朝や夕方に目の下のふくらみが目立ちやすい
これらは、眼窩脂肪が前方へ突出していることと、それを支える皮膚のハリが低下していることが主な原因です。モフィウス8は脂肪と皮膚の両方に働きかけられるため、このような悩みに適しています。
適応が難しいクマ(色素沈着・血行不良によるもの)
次のようなクマは、モフィウス8だけでは改善が難しい場合があります。
- 茶クマ:摩擦や紫外線による色素沈着が原因です。美白治療やピーリングなど、色素へのアプローチが適しています
- 青クマ:皮膚の薄さと血行不良によって、血管の色が透けて見える状態です。生活習慣の改善や血行促進系の治療が中心になります
- 骨格による影:目の下の骨のくぼみが深い場合は、ヒアルロン酸などでボリュームを補う方法が適していることがあります
クマは複数の原因が重なっていることも多いため、ご自身で判断するのが難しい場合は、診察でタイプを確認したうえで治療法を検討することをおすすめします。
クマの3タイプと見分け方
目の下のクマは、原因によって大きく3つのタイプに分けられます。ご自身のクマがどのタイプに当てはまるかを知ることが、適した治療を選ぶ第一歩です。
黒クマ・茶クマ・青クマの違い
- 黒クマ:眼窩脂肪のふくらみや皮膚のたるみによって、目の下に影ができるタイプです。上を向くと影が薄くなるのが特徴で、加齢とともに目立ちやすくなります。モフィウス8の主な適応です
- 茶クマ:摩擦や紫外線などによる色素沈着が原因で、目の下が茶色っぽく見えるタイプです。皮膚を引っ張っても色が動かず、位置が変わらないという特徴があります
- 青クマ:目の下の皮膚が薄く、血行不良によって血管の色が透けて見えるタイプです。寝不足や疲労で濃くなり、皮膚を引っ張ると血管の色がかえって目立つ傾向があります
実際には、黒クマと茶クマが重なっているなど、複数のタイプが混在していることも少なくありません。
自宅でできるセルフチェック
鏡の前で、目の下の皮膚を指で軽く外側に引っ張ってみてください。
- 影が薄くなる・消える:ふくらみやたるみによる影が原因の黒クマである可能性があります。上を向いて光の当たり方を変えたときに薄くなる場合も同様です
- 色がそのまま残る:色素沈着による茶クマの可能性があります
- 紫がかった色がむしろ目立つ:皮膚の薄さや血管の透けによる青クマの可能性があります
このセルフチェックは、あくまで目安です。実際には複数のタイプが重なっていることも多いため、正確な判定と治療の適応については、診察でご確認ください。
モフィウス8が目の下に働く仕組み
モフィウス8は、微細な針(マイクロニードル)を通じて、RF(高周波)の熱エネルギーを肌の深い層へ届ける施術です。目の下では、針の深さと出力を調整することで、「ふくらみ」と「皮膚のたるみ」という黒クマの2つの原因に同時にアプローチできます。
眼窩脂肪に熱を届けてふくらみにアプローチ
目の下のふくらみの正体は、眼球を支えるクッションの役割を持つ眼窩脂肪が、加齢などによって前方に押し出された状態です。モフィウス8は、針を深めに設定し、脂肪組織まで熱エネルギーを届けることで、脂肪のボリュームを減らす作用が期待できます。
脂肪のふくらみが小さくなれば、その下にできていた影も浅くなり、目の下の印象が変わっていきます。切らずに眼窩脂肪へ働きかけられることが、目の下に対するモフィウス8の特徴です。
皮膚のコラーゲン再構築で影を目立ちにくく
目の下は、顔のなかでも皮膚が薄く、加齢とともにハリを失いやすい部位です。皮膚がゆるむと、ふくらみを支えきれなくなってたるみが強調され、影も濃く見えます。
モフィウス8の熱刺激は、真皮でのコラーゲンやエラスチンの生成を促し、皮膚の引き締まりやハリの向上につながります。脂肪へのアプローチと皮膚の引き締めを組み合わせることで、ふくらみと影の両面から目の下の状態を整えていきます。
効果の目安:実感時期・持続期間・回数
目の下への施術でも、効果は顔全体への照射と同じく段階的に現れます。目安を知っておくことで、経過を落ち着いて見守りやすくなります。
変化を感じやすい時期
施術直後は、熱による一時的な引き締まりを感じることがあります。ただし、本来の変化はコラーゲンの生成が進む施術後1か月頃からわかりやすくなり、2〜3か月後にピークを迎えるのが一般的です。眼窩脂肪へのアプローチによるふくらみの変化も、数週間から数か月かけてゆるやかに現れていきます。
目の下は毎日鏡で見る部位のため、日々の変化には気づきにくいものです。施術前の写真と見比べると、変化を確認しやすくなります。
回数と持続の目安
目の下のふくらみに対しては、1〜2か月程度の間隔で2回の施術を組み合わせることで、変化を実感しやすくなる傾向があります。当院で2回セットのメニューをご用意しているのは、このためです。ふくらみの程度が軽い場合は、1回で経過を見るという選択肢もあります。
効果の持続期間は、半年〜1年程度が目安です。生成されたコラーゲンは肌の土台として働き続けますが、加齢による変化は進んでいきます。状態を維持したい場合は、半年〜1年に1回程度のメンテナンスをご検討ください。
目の下のダウンタイムと痛み
目もとは皮膚が薄く、デリケートな部位です。そのため、顔全体への照射とは少し異なるダウンタイムが生じることがあります。あらかじめ特徴を知っておくと、施術後の予定も立てやすくなります。
内出血・むくみの経過
目の下の施術で特徴的なのは、内出血が起こる可能性があることです。目もとは皮膚が薄く、血管が浅い位置にあるため、針の刺激によって青紫色の内出血が出ることがあります。内出血は徐々に黄色っぽく変化しながら、1〜2週間程度かけて薄くなっていくのが一般的な経過です。気になる場合は、メイクやコンシーラーでカバーしながら過ごす方もいらっしゃいます。
また、目もとは腫れやむくみが出やすい部位です。施術後数日は、朝起きたときにむくみを感じることがありますが、通常は時間の経過とともに落ち着いていきます。赤みやざらつきの経過は顔全体への照射と同様で、数日〜1週間程度が目安です。
痛みと麻酔について
目の下は皮膚が薄く、感覚も敏感なため、「痛くないか」と心配される方が多い部位です。当院の眼窩脂肪メニューは麻酔込みの料金設定となっており、表面麻酔(塗る麻酔)で痛みをやわらげたうえで施術を行います。痛みに対する不安が強い方には、眠ったような状態で施術を受けられる静脈麻酔もご用意しています。
痛みの感じ方には個人差があるため、診察の際に遠慮なくご相談ください。
脱脂手術・ヒアルロン酸との違いと選び方
目の下のふくらみやクマに対する治療には、モフィウス8のほかにもいくつかの選択肢があります。それぞれ働きかける対象が異なるため、悩みの原因に応じて選ぶことが大切です。
経結膜脱脂法(脱脂手術)
まぶたの裏側から眼窩脂肪を直接取り除く手術です。ふくらみを確実に減らせる一方で、皮膚を切開しない術式でも、数日〜数週間のダウンタイムが生じます。ふくらみが大きい場合に選択されることが多い方法です。
ヒアルロン酸注入
目の下のくぼみにヒアルロン酸を注入し、ふくらみとの段差をなだらかにする方法です。骨のくぼみが深く、影ができているケースに適しています。効果はすぐに現れますが、持続期間は半年〜1年程度で、繰り返し注入する必要があります。
モフィウス8
切らずに眼窩脂肪と皮膚の両方へアプローチできることが特徴です。変化はゆるやかで、ふくらみが大きい場合には手術ほどの変化は望めませんが、皮膚のたるみやハリの低下も同時に気になる方に適しています。
選び方の考え方
ふくらみが大きく、はっきりとした変化を望む場合は脱脂手術、くぼみによる影が主な原因であればヒアルロン酸、ふくらみと皮膚のゆるみの両方が気になり、切らずに進めたい場合はモフィウス8が候補になります。どの方法が適しているかは目もとの状態によって異なるため、診察のうえでご提案します。
当院の目の下(眼窩脂肪)メニュー
当院では、目の下の膨らみの一因となる眼窩脂肪(がんかしぼう)に対する照射メニューをご用意しています。
| メニュー | 料金(税込) |
|---|---|
| 眼窩脂肪(麻酔込)※1回 | 70,000円 |
| 眼窩脂肪(麻酔込)※2回セット | 135,000円 |
料金には麻酔代が含まれており、カウンセリング料・初診料・施術後のフォロー診察料も施術料金に含まれています。目の下の施術では内出血などが生じることがありますが、経過が気になる場合も追加費用なくご相談いただけます。
2回セットをご用意しているのは、目の下のふくらみに対しては、複数回の施術を重ねることで変化を実感しやすくなる傾向があるためです。ふくらみの程度によっては、1回で経過を見る進め方もご提案しています。
※最新の料金は料金ページをご確認ください。
よくあるご質問
Q. 目の下だけの施術も受けられますか?
はい、目の下(眼窩脂肪)のみのメニューをご用意しています。顔全体の施術とあわせて受けることも、目の下だけ施術を受けることも可能です。フェイスラインのもたつきも気になる場合は、全顔への照射とあわせてご相談ください。
Q. 何回受ければ変化を感じられますか?
ふくらみの程度によって異なりますが、1〜2か月程度の間隔で2回受けることで、変化を実感しやすくなる傾向があります。ふくらみが軽度の場合は、1回受けて2〜3か月の経過を見てから、次の施術を判断する方法もあります。診察のうえで、状態に合った回数をご提案します。
Q. 後悔しないために確認しておくことはありますか?
もっとも大切なのは、ご自身のクマがモフィウス8の適応かどうかを事前に確認することです。色素沈着による茶クマや骨格由来の影に対しては、モフィウス8だけでは変化を感じにくいことがあります。
また、変化がゆるやかに現れる施術のため、施術直後に大きな変化を期待していると、物足りなく感じることがあります。診察の際には、期待できる変化の程度についても率直にお伝えします。
まとめ
モフィウス8で改善が期待できるのは、眼窩脂肪のふくらみによる影(黒クマ)や、皮膚のゆるみによる目の下のたるみです。針の深さを調整することで、脂肪へのアプローチと皮膚のコラーゲン再構築を同時に行えることが特徴で、切らずに目の下の状態を整えたい方に適しています。
一方、色素沈着による茶クマや、血管が透けて見える青クマ、骨格由来の影には、別の治療が適している場合があります。クマは複数のタイプが重なっていることも多いため、まずはご自身のタイプを知ることが、納得のいく治療選びにつながります。
目の下のクマやたるみでお悩みの方は、当院までご相談ください。目もとの状態を確認したうえで、適した方法をご提案します。
この記事の監修者

医学博士、日本外科学会 外科専門医、日本消化器外科学会 消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
北里大学医学部を卒業後、自治医科大学 消化器一般移植外科 講師、四谷メディカルキューブ 外科・内視鏡外科などを経て現職。外科医として、幅広い治療に従事する中で、患者様一人ひとりが抱える身体的な悩みや生活の質に向き合う医療の重要性を実感。「身体的な悩みを解消し、患者様が前向きで豊かな人生を歩んでほしい」という想いのもと、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。
モフィウス8に関する補足情報
・治療内容は、モフィウス8(Morpheus8)を用いたマイクロニードルRF(高周波)治療です。本治療は自由診療となります。
・治療期間および回数は1回(1日)から可能です。効果の維持・向上のため、複数回(3回程度)の治療をおすすめする場合があります。
・治療費用は55,000円〜135,000円(税込)です。
・主な副作用として、治療部位に痛み、赤み、腫れ、熱感、内出血、点状の出血、かさぶた、火傷、色素沈着などが生じる場合があります。
・本治療で使用するモフィウス8は、医薬品医療機器等法に基づく未承認機器です。
・当院では、医師が個人輸入を行い、有効性と安全性を確認したうえで、医師およびスタッフが十分な知識と技術を習得した上で使用しております。
・国内において、同一の性能を有する承認された医療機器はありません。
・モフィウス8は、InMode社(イスラエル)が製造する機器であり、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を取得しています。
・万が一、重篤な副作用が発生した場合には、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。