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ワキ汗・ワキガ

【ワキガの原因】アポクリン汗腺と腋臭の関係について解説!

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックです。

当院では、ミラドライ、ボトックス、外用薬などを用いたワキガ治療を提供しています。

この記事では、「アポクリン汗腺と腋臭の関係」について特集します

汗腺について

人の皮膚には、汗をつくって皮膚の表面へ送り出す汗腺という管があります。汗腺は、皮膚の表面から約1~3㎜の真皮から皮下組織にかけて存在しています。

この汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。

エクリン汗腺は全身に分布しており、主に体温調節のために汗を出します。サラサラとした、臭いを伴わない汗が特徴です。

一方、アポクリン汗腺は、腋(わき)、乳首、下腹部、耳など限られた場所に分布しています。毛根に汗腺の開口部があり、臭いのもととなる脂質やたんぱく質を含み、これが皮膚表面の常在菌によって分解されることで、独特な臭いの原因となります。

エクリン汗腺とアポクリン汗腺

ワキガの原因となるアポクリン汗腺

ワキガの原因には、アポクリン汗腺から分泌される皮脂やタンパク質を多く含む汗が、皮膚の常在菌によって分解されることが挙げられます。

アポクリン汗腺から分泌される汗自体は無臭ですが、その汗に含まれる皮脂やタンパク質が腋の下の皮膚常在菌と混ざり合うことで、ワキガ特有の臭いが発生します。

臭いの強さには個人差があり、中には刺激的な臭いが強く感じられる人や、カビのような臭いが目立つ人もいますが、これは体質によって異なります。

【ワキガの臭いの特徴】

・酸っぱさを感じる刺激的な臭い
・カビを思わせる臭い
・香辛料やスパイスを連想させる香り
・黒鉛や鉄、鉛筆の芯を思い起こさせるような臭い

ワキガの発症年齢

ワキガの原因となるアポクリン汗腺からの汗の分泌には、ホルモンの分泌が関係しています。そのため、ホルモンの分泌量が増え始める思春期になると、アポクリン汗腺からの汗の量も増えるようになり、その結果、ワキガを発症する方が増加します。

このような背景から、ワキガの発症年齢は、15歳前後の思春期から20歳頃にかけてがピークとされます。そのため、中学生や高校生でワキガを発症する方が多くなっています。

ワキガ治療ならルキナ新宿四谷クリニック

待合

この記事では、「アポクリン汗腺と腋臭の関係」について特集しました。

日本人は臭いに対する意識が強い傾向にあり、ワキガはコンプレックスに繋がりやすく、日常生活に支障が生じる場合があります。

東京都新宿区のルキナ新宿四谷クリニックでは、ワキガにお悩みの患者さまに対して、ミラドライ、ボトックス、外用薬などを用いた治療を提供しています。当院では、外科専門医や形成外科専門医の資格を持つ医師が、患者さん一人ひとりの状態を丁寧に診察し、それぞれに最適な治療方法を提案いたします。

ワキガでお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。

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