夏の暑さによって、ワキの汗に悩まされることはありませんか?
特に多汗症の方にとって、夏は湿気の多さから不快感が増し、日常生活に支障をきたすこともあります。これまではワキ汗というと制汗剤が主流でしたが、最近では治療選択肢も増えてきました。
今回は、薬物療法と根治療法であるミラドライについてまとめてみます。
ワキ汗の薬物療法
ワキ汗の薬物療法は、大きく分けて①汗腺に蓋をする治療と②発汗の指令をブロックする治療に分けられます。
①汗腺に蓋をする治療
汗腺に蓋をする治療は、塩化アルミニウムを主体とした塗り薬となります。
現在では、多くの局所に塗布するタイプの制汗剤にも使用されるようになってきました。繰り返し塗布することで、汗を出す汗孔に目詰まりを起こさせ、効果が実感できるようになります。
難点として、痒みや皮膚炎を起こしやすい(色素沈着を併発することがあります)ことがあげられます。やめると効果は直ぐになくなります。
②発汗の指令をブロックする治療
汗の指令をブロックする治療には、内服薬と外用薬があります。
内服薬では、汗だけではなく涙や唾液の分泌も減ってしまうため、口渇感や目がしょぼしょぼするなどの副作用があります。
外用薬は、エクロックとラピフォートワイプがあります。どちらも局所に塗布している量では副作用が出にくい治療です。臭いに対する効果は弱いですが、汗の減量を実感される方は多くいらっしゃいます。難点としては、根治療法ではないため、使用を止めると効果もなくなります。
結果として、ランニングコストが高くなることがあります。
ワキ汗の根治療法として、「ミラドライ」があります
ミラドライは汗を出す汗腺に直接アプローチする治療です。
ワキ汗の原因となるエクリン汗腺・ワキガの原因となるアポクリン汗腺の両方に作用し、汗腺を焼灼・凝固します。通常のシングル照射でも効果が期待できますが、1度の治療で根治を目指すなら、当院では広範囲+ダブル照射をおススメしています。
ミラドライは、ダウンタイムがほぼないため翌日から通常勤務が可能です。
当院は、ミラドライだけでなく、薬物治療も積極的に行っております。
汗の悩み、是非我々にご相談ください。
ミラドライに関する無料相談を受付中
新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ公式認定医がミラドライ治療を適正な料金で提供しています。
当院のミラドライ治療では、1回の施術で満足な結果を得るために、「広範囲+ダブル照射」を行っています。1回の治療で通常よりも広範囲を施術し、さらに汗の多い中央部分をダブル照射(2回照射)することにより、ワキ汗の悩みを改善します。
ミラドライ治療に関心がある方は、LINE公式アカウントで無料相談も承っております。
お気軽にご相談ください。
著者情報
ルキナ新宿四谷クリニック 院長。日本外科学会専門医・指導医。外科医として悪性腫瘍や良性疾患の治療に従事する中で、患者さんの様々な身体的な「悩み」の治療にも携わる。患者さんの「身体的な悩みを解消し、豊かで麗しい人生を歩んで欲しい」と考え、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。