ミラドライ治療を受けたあと、
「制汗剤はいつから使っていいですか?」
「デオドラントを使うと治療効果が落ちませんか?」
と質問をいただくことがあります。
結論からいうと、ミラドライ後に制汗剤やデオドラントを使用しても、ミラドライの治療効果が低下するわけではありません。
ただし、施術直後のワキは赤みや腫れがあり、皮膚も敏感になっています。そのため、皮膚の状態が落ち着いてから使用を再開することをおすすめしています。
この記事の監修者

医学博士、日本外科学会 外科専門医、日本消化器外科学会 消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
北里大学医学部を卒業後、自治医科大学 消化器一般移植外科 講師、四谷メディカルキューブ 外科・内視鏡外科などを経て現職。外科医として、幅広い治療に従事する中で、患者様一人ひとりが抱える身体的な悩みや生活の質に向き合う医療の重要性を実感。「身体的な悩みを解消し、患者様が前向きで豊かな人生を歩んでほしい」という想いのもと、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。
ミラドライ直後のワキは刺激を受けやすい状態
ミラドライは、マイクロ波の熱によってワキの汗腺に作用する治療です。皮膚を切る治療ではありませんが、施術後はワキに赤み、腫れ、むくみ、内出血などがみられることがあります。
この時期にアルコール成分などを含む制汗剤やデオドラントを使用すると、ヒリヒリしたり、かゆみや赤みが出たりすることがあります。そのため、施術直後は無理に使用する必要はありません。
汗や臭いは施術直後から大きく減少します
ミラドライ後は、治療した汗腺の働きが低下するため、多くの方が施術直後からワキ汗の減少を実感されます。ワキガの臭いについても、汗腺への治療効果に伴って減少します。
そのため、治療前には毎日制汗剤を使用していた方でも、「ミラドライ後は使わなくなった」というケースは珍しくありません。
制汗剤を使うことは「治療失敗」ではありません
一方で、ミラドライを受けたからといって、すべての汗や臭いが完全にゼロになるわけではありません。治療後も多少汗をかくことはありますし、暑い日や運動時、緊張したときなどに臭いが気になることもあります。
そのようなときに制汗剤やデオドラントを併用することには問題ありません。「ミラドライをしたのに制汗剤を使ったら意味がない」ということではなく、治療によって汗や臭いを大きく減らしたうえで、必要なときだけ制汗剤を補助的に使用するという考え方です。
いつから再開すればいい?
明確に「○日後から」と決まっているわけではありません。当院では、赤みやヒリヒリ感など皮膚表面の炎症が落ち着いてからの使用をおすすめしています。
特に施術直後は皮膚が敏感になっているため、刺激の強い製品は避けてください。使用して痛みや赤みが出る場合には、一旦使用を中止し、皮膚が落ち着いてから再開しましょう。
ミラドライは「制汗剤を使い続ける生活」からの卒業を目指す治療
ワキ汗やワキガに悩んでいる方の中には、
「毎朝制汗剤を塗る」
「外出先にもデオドラントを持っていく」
「汗をかくたびに臭いが気になる」
という生活を長年続けている方も少なくありません。
ミラドライ治療の目的は、汗腺そのものに作用することで、こうした日常的な負担を減らすことです。もちろん治療後も必要に応じて制汗剤を使用して構いません。
しかし、以前ほど制汗剤に頼らなくても生活できるようになることも、ミラドライ治療の大きなメリットのひとつだと当院では考えています。
ルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライによるワキ汗・ワキガ治療を行っています。治療について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
ミラドライに関する補足情報
・治療内容:重度の腋窩多汗症のミラドライ治療(自由診療)
・治療期間及び回数:1回
・治療費用(税込):148,000円〜278,000円
・主なリスクや副作用:治療部位の腫れ・痛み・色素沈着
この記事の監修者

医学博士、日本外科学会 外科専門医、日本消化器外科学会 消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
北里大学医学部を卒業後、自治医科大学 消化器一般移植外科 講師、四谷メディカルキューブ 外科・内視鏡外科などを経て現職。外科医として、幅広い治療に従事する中で、患者様一人ひとりが抱える身体的な悩みや生活の質に向き合う医療の重要性を実感。「身体的な悩みを解消し、患者様が前向きで豊かな人生を歩んでほしい」という想いのもと、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。