新型コロナウイルス感染拡大をうけ、2020年よりオンライン診療が可能となりました。
当クリニックでも、AGAに対するオンライン診療に対応しています。
AGAに対するオンライン診療の一般的な流れ
AGAに対するオンライン診療の一般的な流れは以下のようになります。
①診察日時を予約する
②問診に回答する
③ビデオ通話などで医師の診察やカウンセリングを受ける
④お薬代を支払う
⑤自宅に送られてきたお薬を受け取り、服用する
AGAのオンライン診療のメリット
オンライン診療のメリットとしては以下のようなものが考えられます。
①AGA治療を受けられるクリニックが近くにない方でも治療が受けられる
②仕事などで忙しく、クリニックに行く時間が取れない方でも治療が受けられる
③他の患者さんと一緒に待合室で待つことによる感染リスクを回避できる
④周囲に知られずに治療を受けられる など
AGAのオンライン診療のデメリット
一方、オンライン診療のデメリットについても知っておいて頂きたいと思います。デメリットとしては以下のようなものがあると思います。
①触診などができない
②オンライン診療では画面越しに医師が診察するため、目と耳からの情報しかやりとりできず、触覚(さわった感じ)や嗅覚(におい)といった情報を伝えることが困難です。また、スマートフォンの映像を通してのやりとりでは、髪の毛や頭皮の状態が正確に伝わりにくくなる可能性があります。
③副作用についてのチェックができない
AGAの診療において重要な副作用のチェック
私たちがもっとも危惧しているのは、「③副作用についてのチェックができない」です。
AGAでは飲み薬による治療が中心となりますが、他の多くの薬剤同様、AGA治療で用いられる薬剤にも副作用のリスクがあります。
もっとも注意が必要なのは肝機能障害です。肝臓はからだの中の有害物質を分解する臓器ですので、働きが落ちると有害物質が体内に蓄積し、からだに大きなダメージが出る可能性があります。従って、AGA治療を安全に行うにあたっては、まず治療前の時点で肝機能障害がないこと、さらに投与したことにより肝機能障害が新たに生じていないかを血液検査でチェックする必要があります。
「スマホで簡単」「来院不要」「最短翌日到着」など、とにかく手軽さを謳ったwebsiteが多く見受けられますが、私たちは「手軽であること」が「安全であること」よりも優先されることはあってはならないと考えています。
体内に入れるもの、そして長期間使用する可能性があるものだからこそ、安全性は重要なのです。
副作用に注意しながらオンライン診療を活用
しかしながら、上に述べましたようにオンライン診療のメリットも理解しています。当クリニックでは、原則的に初回は対面診療をおススメしています(その際、血液検査も行います)。
その上で、安全に治療を行うことが可能と判断されれば、2回目以降、患者さんのご希望に応じてフレキシブルに対応させて頂きます。
なお血液検査については、例えば、会社の検診や人間ドックの結果が手元にあるのでそれで代用したい、という患者さんもおられるかと思いますので、遠慮なくご相談下さい。
AGAに関する無料相談を受付中
新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、長年の診療経験に基づいたAGAの治療を適正な料金で提供しています。
AGAの治療で気になることがある方へは、LINE公式アカウントでの無料相談も受け付けております。ぜひお気軽にご相談ください。
著者情報
ルキナ新宿四谷クリニック 医師。日本外科学会認定医、専門医、指導医。専門科目は減量・糖尿病外科、消化器外科(胃・食道外科)、内視鏡外科。外科医として25年以上、肥満症、逆流性食道炎、多汗症など患者さんの生命には直接かかわらなくとも、生活の質に深刻な影響をおよぼす疾患(機能性疾患)を専門に診療。