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ワキ汗・ワキガ

ワキガの診断と受診の流れ|セルフチェックと治療法もわかりやすく解説!

東京都新宿区四谷の「ルキナ新宿四谷クリニック」です。当院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせたワキガ治療を提供しています。

本記事では、ワキガの診断の流れ、セルフチェックの方法、そして受診すべき診療科や代表的な治療法について解説します。ぜひご参考ください。

ワキガの診断の流れ

ワキ汗・ワキガ

ワキガの診断は、主に医師による問診と臭いの確認を中心に行われます。

問診では、発症時期や家族歴、本人や周囲のにおいの自覚、多汗の有無や日常生活への影響などを伺い、総合的に評価します。臭いの確認には、補助的に「ガーゼテスト」が用いられることがあります。この検査では、ワキの下にガーゼを一定時間挟み、付着した汗のにおいを医師が嗅覚で判定します。

ガーゼテストの判定基準

重症度(レベル)臭いの程度
レベル1ガーゼが臭わない
レベル2ガーゼがわずかに臭う
レベル3鼻にガーゼを近づけると臭う(軽度ワキガ)
レベル4鼻にガーゼを近づけなくても臭う(中度ワキガ)
レベル5手に持っただけで臭う(重度ワキガ)

自分でできるワキガのセルフチェック

患者の悩み

医療機関を受診するかどうかを判断する際には、まず自分がワキガかどうかを確認することが大切です。そのための方法として、セルフチェックがあります。ワキガ体質にはいくつかの特徴があり、以下の項目に当てはまる場合はワキガの可能性があります。

ワキガのセルフチェック

□ 家族にワキガの人がいる
□ 耳垢が湿っている
□ ワキ毛が濃い
□ 思春期以降にワキガの臭いが強くなった
□ 緊張やストレスを感じると体臭が強くなる
□ 衣類のワキ部分に黄ばみがつきやすい

ワキガを疑ったら何科を受診すべき?

病気の原因

ワキガでお悩みの方は、「皮膚科」「形成外科」、そして「ワキガ専門クリニック」の受診が推奨されます。

皮膚科は皮膚に関する幅広い疾患を扱う診療科であり、形成外科は手術によって皮膚や皮下組織の機能障害や外見の変形を治療する分野です。近年ではワキガに特化した専門クリニックも増えており、当院もその一つとして治療に取り組んでいます。

「恥ずかしい」と感じて受診をためらう方も少なくありませんが、これらの医療機関にとってワキガは決して珍しい疾患ではありません。専門クリニックが増えている背景には、それだけ多くの方が同じ悩みを抱えている現状があります。

一人で抱え込まず、まずは医療機関に相談し、ご自身に合った治療法を見つけることをおすすめします。

ワキガと診断された場合の治療法

医師の診察

ワキガと診断された場合に医療機関で行われる治療には、外用薬、注射、手術、ミラドライなどさまざまな方法があります。ここでは代表的な治療法について解説します。

外用薬

外用薬には、塩化アルミニウム溶液や抗コリン薬(エクロックゲル・ラピフォートワイプ)があります。塩化アルミニウム溶液は、ワキに塗布することで汗腺を一時的に塞ぎ、汗の分泌を抑える作用があります。

一方、抗コリン薬の塗り薬は神経の働きに作用して発汗を抑える効果が期待できます。代表的な薬剤としてエクロックゲルやラピフォートワイプがあり、これらは原発性腋窩多汗症(ワキ汗)の治療に対して保険適用が認められています。

ボトックス注射

ボトックス注射は、ボツリヌス毒素をワキに注入し、神経の働きに作用して発汗を抑える治療です。重度の原発性腋窩多汗症に対して保険適用があり、効果はおよそ3〜6か月持続します。

外用薬で十分な効果が得られない場合に選択されることが多く、年に数回の施術で症状をコントロールできます。

手術(剪除法)

ワキガの手術の中で代表的なのが「剪除法(せんじょほう)」です。重度の腋臭症と診断された場合には、健康保険で受けることが可能です。

手術では、ワキに2〜3cmほどの切開を行い、臭いの原因となるアポクリン汗腺を医師が直接取り除きます。術後は1週間前後の固定が必要ですが、その後は徐々に日常生活に戻ることが可能です。根治が期待できる一方で、傷あとが残る可能性もあるため、治療を選ぶ際には事前に医師と十分に相談することが大切です。

ミラドライ

ミラドライは、マイクロ波を照射して汗腺を破壊する治療法です。破壊された汗腺は基本的に再生しないため、効果が半永久的に続くとされ、ワキガの根治が期待できます。

手術のように切開を行わないため傷跡が残りにくく、身体への負担も少ない点が大きなメリットです。ただし、ミラドライは保険適用外のため、自由診療での治療となります。

まとめ|診断から治療までの流れ

ルキナ新宿四谷クリニック

ワキガの診断は、主に医師による問診と臭いの確認によって行われます。

問診では、発症時期や家族歴、本人や周囲が感じるにおいの有無などを確認し、総合的に評価します。臭いの確認には「ガーゼテスト」などが用いられ、医師が嗅覚で臭いの強さを判定します。

こうした診察や検査を経てワキガと診断された場合には、症状の程度、患者様の希望や生活スタイルを考慮し、適切な治療法が選択されます。治療には、外用薬、ボトックス注射、手術による剪除法、ミラドライなどの方法があります。

ワキガの症状でお悩みの方は、一人で抱え込まず、まずは専門医に相談されることをおすすめします。

ワキ汗やワキガ治療ならルキナ新宿四谷クリニック

春田院長 診察

東京都新宿区のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ、ボトックス、外用薬などを用いたワキ汗やワキガ治療を提供しています。

当院では、外科専門医や形成外科専門医の資格を持つ医師が、患者さま一人ひとりの状態を丁寧に診察し、それぞれに最適な治療方法を提案いたします。

ワキ汗やワキガでお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。


ミラドライに関する補足情報

・治療内容:重度の腋窩多汗症のミラドライ治療(自由診療) 
・治療期間及び回数:1回 
・治療費用(税込):148,000円〜278,000円 
・主なリスクや副作用:治療部位の腫れ・痛み・色素沈着


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