近年、ワキ汗・ワキガ治療において、ミラドライによる治療が急速に普及しています。
ミラドライが急速に普及する理由にあげられるのが、「傷跡が残らないこと」です。そこで、この記事では傷跡が残らないミラドライの治療について特集します。
傷跡が残らないミラドライによる治療
今までのワキ汗・ワキガ治療は一時的な効果のボトックスや、ダウンタイムが長く傷跡も残ってしまう手術が一般的でした。
そのような中で、ミラドライは半永久的な効果が期待でき、傷跡も残らないため、既存の治療のデメリットを解決する治療法と言えます。
ミラドライとは
ミラドライは、ワキ汗やワキガの原因となる汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)を焼灼・凝固する治療法です。
先ほどもご紹介したように、ワキ汗・ワキガの従来の治療はボトックスや、傷跡が残ってしまう手術が一般的でした。そのため、効果の持続性や手術による傷跡が残ってしまうことを気にされる患者様が多くおられました。
そのような中でミラドライは、半永久的な効果が期待でき、傷跡も残らないため、現在、ワキ汗・ワキガ治療において多くの方に選ばれる治療法として広まっています。
ミラドライの原理
ミラドライは、マイクロ波を用いて汗腺の存在する部分を熱により焼灼・凝固させます。
ミラドライを皮膚にあてると、まず掃除機のように皮膚を吸い込み、皮膚表面の冷却を開始。その後、マイクロ波が照射されます。
マイクロ波が照射されることで、汗腺が存在する真皮の深い層から皮下組織の浅い層に、60℃~70℃程度の温度の高いヒートゾーンを形成し、汗腺を効率的に焼灼・凝固させることができます。
ミラドライをあてた表皮には吸引痕がつきますが、マイクロ波がでている間も皮膚表面の冷却は継続されるため、表皮や真皮の浅い層にはヤケドが起こることはなく、非侵襲的でありながら、安全で効果的な汗治療が可能になります。
ワキ汗・ワキガ治療で普及するミラドライ
ミラドライは従来の治療法の切開を行う手術とは異なり、マイクロ波の照射を用いて汗腺を焼灼・凝固させる治療法です。そのため、傷跡は残りません。また効果も半永久的なものが期待できます。
このような背景から、ミラドライは、ワキ汗・ワキガを“切らずに治療する”という観点から、画期的な治療法と称されます。今後、ミラドライ治療はさらに普及することが考えられます。
ミラドライに関する無料相談を受付中
新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、日本外科学会の専門医・指導医が、長年の診療経験に基づいたミラドライ治療を適正な料金で提供しています。
ミラドライの治療で気になることがある方へは、LINE公式アカウントでの無料相談も受け付けております。ぜひお気軽にご相談ください。
著者情報
ルキナ新宿四谷クリニック 院長。日本外科学会専門医・指導医。外科医として悪性腫瘍や良性疾患の治療に従事する中で、患者さんの様々な身体的な「悩み」の治療にも携わる。患者さんの「身体的な悩みを解消し、豊かで麗しい人生を歩んで欲しい」と考え、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。