ワキガに急になることはある？気になる疑問を解説！

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックです。

普段感じないワキガの臭いをワキから感じた場合、戸惑いを覚える方も多いかと思います。
では、ワキガは急に発症することがあるのでしょうか？

本記事では、「ワキガに急になることはあるかどうか」についてご紹介します。

ワキガに急になることはない

この疑問に対する答えとしては、「ワキガに急になることはありません」。

ワキガの発症には遺伝的要素が関与しており、原因はワキのアポクリン汗腺から分泌される汗にあります。アポクリン汗腺から分泌される汗にはタンパク質や脂質が含まれており、この成分が皮膚に存在する常在菌によって分解されることで、ワキガ特有の臭いが発生します。

ワキガの原因となるアポクリン汗腺の成長は、思春期とされる第二次性徴が始まる時期（男子では10歳から13歳、女子では8歳から12歳頃）から20代にかけて増加します。したがって、ある日突然、アポクリン汗腺が増加してワキガになることはありません。

しかし、食生活の乱れやストレスといった要因でワキガの症状が悪化することがあり、その症状の悪化によってワキガに気づくケースはあります。そのようなケースでは、『急にワキガになった』と感じられる患者さまもいらっしゃいます。

ワキガの症状を悪化させる要因と対策

ワキガの症状を悪化させる要因には、食生活の乱れやストレスなど以下の内容が挙げられます。

次に、それぞれの要因の詳細と対策をご紹介します。

食生活の改善

高カロリー・高脂肪の食品は、ワキガの臭いを悪化させる可能性があります。

そのため、これらの食品はできるだけ避け、たんぱく質を摂取する場合でも、大豆製品や魚を中心に取り入れることが推奨されます。食生活を見直すことで、ワキガの臭いの軽減が期待できます。

ストレスを解消する

過度なストレスは、自律神経を刺激して「精神性発汗」を促し、ワキガの原因となるアポクリン汗腺の働きを活発化させます。また、ストレスは常在菌の増殖を促進し、ワキガの臭いが強くなる可能性もあります。

そのため、ストレスをためすぎず、適度に解消することが大切です。

定期的に運動を行う

運動不足によって体内に老廃物が溜まると、ワキガの臭いが悪化しやすくなります。

定期的に運動して汗をかくことで、体内に溜まった老廃物が排出され、ワキガの臭いが軽減されることが期待できます。また、老廃物は皮膚の常在菌の繁殖にも関与しているため、運動はその点でも効果的です。

さらに、運動はストレス解消にもつながるため、結果的にワキガの臭いの軽減にも期待できます。

お酒や喫煙を控える

お酒に含まれるアルコールやタバコのニコチンには、汗腺を刺激する作用があります。アルコールやニコチンを摂取すると、ワキガの原因となるアポクリン汗腺の働きが活発化します。

お酒や喫煙を控えることで、ワキガの症状の軽減が期待できます。

まとめ

本記事では、「ワキガに急になることはあるかどうか」について特集しました。

ワキガの原因となるアポクリン汗腺の成長過程を考えると、ワキガに急になることはありません。
ただし、食生活の乱れやストレスといった要因でワキガの症状が悪化することがあり、その症状の悪化によってワキガに気づくケースはあります。

ワキガはコンプレックスになりやすく、精神的な負担となる可能性が高い病気です。今回ご紹介した対策を行っても日常生活に支障がある場合は、専門クリニックでの治療をおすすめします。

ルキナ新宿四谷クリニックでは、患者さまの状態や生活スタイルに合わせたワキガ治療を提供しています。ワキガでお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。

ワキガ治療ならルキナ新宿四谷クリニック

東京都新宿区のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ、ボトックス、外用薬などを用いたワキガ治療を提供しています。

当院では、外科専門医や形成外科専門医の資格を持つ医師が、患者さま一人ひとりの状態を丁寧に診察し、それぞれに最適な治療方法を提案いたします。

ワキガでお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。

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