東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックです。
当クリニックでは、ミラドライ公式認定医がミラドライの最大出力の広範囲ダブル照射を用いてワキ汗・ワキガの治療を行っています。
この記事では、「ミラドライの医療費控除」について特集します。
医療費控除とは?
医療費控除とは、一定額以上の医療費を支払った場合に所得税や住民税を軽減する制度です。大きな病気で高額な治療費がかかった場合など、家計に大きな負担がかかる事態を防ぐために国が設けた制度です。
ミラドライ治療と医療費控除
ミラドライ治療は一見、美容医療のように思えますが、ワキガ(腋臭症)やワキ汗(腋窩多汗症)は疾患とみなされ、医師の指示による治療目的の施術と認識されています。このため、ミラドライの治療費用は医療費控除の対象になります。
治療費からどれくらい戻ってくるのか?
医療費控除の計算式は、「1年間に支払った医療費の合計額 – 受け取った保険金等 – (10万円もしくは総所得金額の5%、高い方)」です。
具体的に計算してみましょう。ミラドライの治療が33万円で、所得税率が20%の場合、控除額は「(33万円 – 10万円) × 20% = 4.6万円」となります。つまり、あなたの手元に約4.6万円が戻ってくるのです。
他の医療行為も受けていた場合、その費用も合算して計算することが可能です。そのため、さらに多くの金額が戻ってくる可能性があります。
医療費控除を受けるには?
医療費控除を受けるためには、毎年2月16日から3月15日までに確定申告を行う必要があります。最近はe-TAXなど、パソコンで申請できるサービスもありますので、ぜひ活用しましょう。
医療費控除の申請方法
医療費控除の申請には、以下の手順を踏みます。
① ミラドライ治療費の領収書をもらう:施術後に領収書を必ずもらって保管しましょう。
② 医療費控除に含めて確定申告:通常の医療費とミラドライ費用を加えて計算し、確定申告で医療費控除の申請を行います。その際、「ミラドライ費用の領収書」を含めた「医療費控除の明細書」を確定申告書に添付しましょう。
医療費控除の明細書にミラドライの費用を記入します。明細書の書き方は以下の通りです。
(1) 医療を受けた方の氏名:ミラドライ治療を受けた方の名前を記入します。
(2) 病院・薬局などの支払先の名称:施術を受けた場所を記入します。
(3) 医療費の区分:ミラドライ治療の場合は「診療・治療」に該当します。
(4) 支払った医療費の額:前年1年間でかかったミラドライ治療費用を税込みで記入します。分割払いの場合も、最初の支払い時点で全額が確定したとみなされるので、すべてまとめて計算して大丈夫です。
(5) うち生命保険や社会保険などで補填される金額:ミラドライは保険適用がほとんどないため、通常は空欄にします。
ミラドライと医療費控除に関するQ&A
Q: ミラドライのために通院した交通費は医療費控除の対象にできる?
A: はい、病院に通うための交通費も医療費控除の対象に含めることができます。
Q: 医療費控除を受けるために確定申告をするときに、ミラドライの領収書を持っていく必要がある?
A: 原則として、領収書の提出や提示は必要ありませんが、ミラドライは特殊な治療のため、持っていった方が良いでしょう。
Q: 他の美容医療も医療費控除の対象になるのか?
A: ミラドライのような疾患に対する治療であれば、控除の対象となることが一般的です。ただし、純粋な美容目的の治療は対象外であることが多いため、専門家に確認することをお勧めします。
Q: ミラドライ治療を海外で受けた場合、控除は受けられるのか?
A: 海外での治療費も控除対象となる場合がありますが、条件が異なる場合があるため、最寄りの税務署などに確認することが良いでしょう。
まとめ|ミラドライの医療費控除
ミラドライ治療は、ワキガやワキ汗の問題に対する効果的な解決策として広く認知されています。
治療費用が高額になる場合も、医療費控除の制度を活用することで一部の負担を軽減することが可能です。治療を受ける際は、領収書や明細書をきちんと整理し、確定申告の期限に注意して申請を行うようにしましょう。
自分自身の健康と快適な生活への投資とともに、医療費控除の制度を上手に活用してみてください。
ミラドライに関する無料相談を受付中
新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ公式認定医がミラドライ治療を適正な料金で提供しています。
当院のミラドライ治療では、1回の施術で満足な結果を得るために、「広範囲+ダブル照射」を行っています。1回の治療で通常よりも広範囲を施術し、さらに汗の多い中央部分をダブル照射(2回照射)することにより、ワキ汗の悩みを改善します。
ミラドライ治療に関心がある方は、LINE公式アカウントで無料相談も承っております。
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著者情報
ルキナ新宿四谷クリニック 医師。日本外科学会認定医、専門医、指導医。専門科目は減量・糖尿病外科、消化器外科(胃・食道外科)、内視鏡外科。外科医として25年以上、肥満症、逆流性食道炎、多汗症など患者さんの生命には直接かかわらなくとも、生活の質に深刻な影響をおよぼす疾患(機能性疾患)を専門に診療。