ミラドライは、ワキ汗による悩み(ワキ汗・ワキガ)を改善する治療機器です。1回のミラドライ治療により、70~80%程度の汗腺の焼灼・凝固が可能と考えられており、治療効果は半永久的に持続します。
また治療による個人差はありますが、ミラドライの治療を受けた多くの方は翌日から仕事に復帰されるなどダウンタイムが少ないことも特徴です。(ダウンタイム:施術を受けてから、いつも通りの生活を送れるまでにかかる期間)
ただし、ダウンタイムが少ないとはいえ、術後には腫れや痛み、内出血が生じます。
では、ミラドライ治療後の腫れや痛みを早く治すためにはどのようなポイントがあるのでしょうか?
この記事では、“ミラドライ治療後の腫れや痛みを早く治すためのポイント”を解説します。
アイスパックで冷やす
ミラドライ治療直後に腫れや不快感を緩和するために、アイスパックを使って脇の下を冷やします。アイスパックによるアイシングは、熱を冷まして腫れや内出血を抑えるので早期回復につながります。
アイスパックによるアイシングは、治療直後だけでなく腫れや痛みを感じた時に定期的に行いましょう。
鎮痛剤を服薬する
ミラドライ治療後にアイスパックを使っても痛みを感じる場合は、鎮痛剤を服薬しましょう。ミラドライ治療後の痛み・腫れのピークは、当日の夜が多くなっており、治療の翌日には痛みを訴えない方がほとんどです。
鎮痛剤の服薬をためらう方もおられますが、痛みがピークに達しやすい当日の夜をうまく乗り切るために鎮痛剤を活用しましょう。
治療日はシャワー浴にする
ミラドライ治療後の注意点として、取り上げておきたいのが入浴です。
入浴をすると、体が温まって血流が良くなるため、腫れや痛みが増す可能性があります。そのため施術当日は、痛みや腫れを抑えるために湯船には浸からず、シャワー浴にします。ミラドライ治療後の治療部位はデリケートな状態ですので、重点的に濡らしたり温めたりしないようにしましょう
当院では、入浴をするのはミラドライ治療日から3日後でお願いしています。
ミラドライ治療後の痛み・腫れの経過
ミラドライ治療当日は、痛み・腫れを少しでも緩和するためにアイスパックでワキを冷やしながら安静に過ごしていただくと良いでしょう。痛みが強い場合は、鎮痛剤を服薬しましょう。
痛みや腫れの強さの感じ方は個人差があります。そのため、一概に言えない面もありますが、アイスパックでしっかりと冷し、鎮痛剤を飲んでおけば、治療日当日から痛みや腫れは落ち着くという方がほとんどです。
ミラドライ治療直後の痛み・腫れをうまく乗り切るために、アイスパックや鎮痛剤を活用しましょう。
ミラドライに関する無料相談を受付中
新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、日本外科学会の専門医・指導医が、長年の診療経験に基づいたミラドライ治療を適正な料金で提供しています。
ミラドライの治療で気になることがある方へは、LINE公式アカウントでの無料相談も受け付けております。ぜひお気軽にご相談ください。
著者情報
ルキナ新宿四谷クリニック 院長。日本外科学会専門医・指導医。外科医として悪性腫瘍や良性疾患の治療に従事する中で、患者さんの様々な身体的な「悩み」の治療にも携わる。患者さんの「身体的な悩みを解消し、豊かで麗しい人生を歩んで欲しい」と考え、ルキナ新宿四谷クリニックを開院。