ワキ汗・ワキガ

日本人のワキガの割合を解説|10人に1人はワキガ!?

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックです。

当院では、ミラドライ、ボトックス、外用薬などを用いたワキガ治療を提供しています。

この記事では、「日本人におけるワキガを発症する人の割合」について特集します。

ワキガとは

ワキ汗やワキガの気になる臭い

ワキガとは、ワキから特異なにおいを放つ状態を指し、医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」とも呼ばれます。

人の皮膚には、汗をつくって皮膚の表面へ送り出す汗腺という管があります。この汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。

エクリン汗腺は、身体の全身に分布しており、主に体温調節のために汗を出します。サラサラとした、臭いを伴わない汗が特徴です。
一方、アポクリン汗腺はワキ、乳首、下腹部、耳など限られた場所に分布しています。臭いのもととなる脂質やたんぱく質を含み、皮膚表面の常在菌によって分解され、独特な臭いの原因となります。

ワキガは、アポクリン汗腺から分泌される皮脂やタンパク質を多く含む汗が、皮膚表面の常在菌によって分解され、特有の臭いが発生します

ワキガの多くは二次性徴が生じる思春期以降に発症し、遺伝的素因や性ホルモンなどが関与するほか、腋毛の量、精神的素因(ストレスや緊張など)、スポーツによる発汗も臭いの発生に関係しています。

ワキガの割合

診察

日本人におけるワキガを発症する人の割合ですが、10人に1人、約10%がワキガ体質だと言われています。それに比べ欧米人においては、70~80%がワキガ体質と言われ、かなり高い割合を占めます。

欧米人と比較して、日本人ではワキガ体質の人が全体の約10%という比較的少数であるため、日本人でワキガ体質の方は、その臭いで悩む傾向にあります。ワキガの原因に性別の差は基本的にありませんが、日本では特に女性がワキガで悩むことが多いとされています。

なおワキガには遺伝が関係しており、両親のどちらか一方がワキガである場合、子どもがワキガになる確率は50%ととされています。両親が共にワキガの場合、子どもがワキガを受け継ぐ確率はさらに上がり、約80%に達するとされています。

まとめ

診察

この記事では、「日本人におけるワキガを発症する人の割合」について特集しました。

日本人におけるワキガを発症する人の割合ですが、10人に1人、約10%がワキガ体質だとされています。それに比べ欧米人においては、70~80%がワキガ体質と言われ、かなり高い割合を占めます。

欧米人と比較して、日本人ではワキガ体質の人が全体の約10%という比較的少数であるため、日本人でワキガ体質の方は、その臭いで悩む傾向にあります。

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東京都新宿区のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ、ボトックス、外用薬などを用いたワキガ治療を提供しています。

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