ミラドライ治療後に他の部位の汗が増加するリスクは少ない
体の一部の汗腺が働かなくなったときに、他の部位の汗腺がその「代償」として過剰に汗をかく現象を反動性(あるいは代償性)多汗症といいます。
ミラドライ治療は、腋窩多汗症(ワキの下の過度の汗)を治療するためにマイクロ波エネルギーを使用して腋窩の汗腺を破壊するものです。
ミラドライ治療後に他の部位の汗が増加するリスクは少ないと一般的に考えられています。なぜなら、人体の汗腺の大部分(約2%を除く)は腋窩以外に存在しているため、腋窩の汗腺を破壊しても体温調整には大きな影響を及ぼさないと考えられるからです。
ただ、治療後に反動性発汗が全く起こらないとは断言できません。人によっては、治療後に発汗が増えると感じることもあります。これは個々の体質、体温調節のパターン、または単に自覚的な感覚の違いによる可能性があります。また、汗をかくことが体温調整やデトックスに重要な役割を果たすため、ある程度の発汗は体が正常に機能している証であるともいえます。
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新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ公式認定医がミラドライ治療を適正な料金で提供しています。
当院のミラドライ治療では、1回の施術で満足な結果を得るために、「広範囲+ダブル照射」を行っています。1回の治療で通常よりも広範囲を施術し、さらに汗の多い中央部分をダブル照射(2回照射)することにより、ワキ汗の悩みを改善します。
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著者情報
ルキナ新宿四谷クリニック 医師。日本外科学会認定医、専門医、指導医。専門科目は減量・糖尿病外科、消化器外科(胃・食道外科)、内視鏡外科。外科医として25年以上、肥満症、逆流性食道炎、多汗症など患者さんの生命には直接かかわらなくとも、生活の質に深刻な影響をおよぼす疾患(機能性疾患)を専門に診療。