ミラドライは保険適用？ワキ汗やワキガの保険治療を解説！

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックです。
当院では、ワキ汗やワキガにお悩みの患者さまに対して、ミラドライの治療を提供しています。

この記事では、ミラドライによる治療が保険適用かどうか、保険適用となるワキ汗やワキガの治療内容についてご紹介します。

ミラドライとは

ミラドライは、腋窩多汗症（ワキ汗）や腋臭症（ワキガ）を治療する医療機器です。
国内では、重度の原発性腋窩多汗症の治療を目的に、厚生労働省より薬事承認を受けています。米国では、腋窩多汗症、腋臭症、および減毛の適応で承認を取得しています。

ミラドライの原理は、マイクロ波を用いて汗腺を熱で焼灼し、凝固させることでその機能を停止させ、ワキ汗やワキガの症状を改善するというものです。1回の照射で、約70～80％の汗腺が焼灼・凝固され、その結果、汗腺の活動が抑制されると考えられています。

ワキ汗を対象とした海外の臨床研究では、ミラドライ治療を受けた1年後でも発汗の減少が81.7％継続されていることが確認されています。また、ワキガに対しては、治療直後に80％の方が臭いを気にしなくなり、治療2年後でも89％の方でその効果が持続したという結果が報告されています 1)。

ミラドライ治療は保険適用？

ミラドライによる腋窩多汗症（ワキ汗）や腋臭症（ワキガ）の治療ですが、投稿日（2024年9月14日）時点では保険適用されていません。そのため、ミラドライによる治療は自費診療となります。
この自費診療は、国内のどのクリニックでミラドライ治療を受けても同じです。

ワキ汗やワキガの保険適用治療としては、後ほどご紹介する外用薬やボトックス注射、手術（剪除法）などがあります。なお、ボトックス注射は、重度の原発性腋窩多汗症の患者様を対象に保険適用が認められています。

ミラドライ治療は医療費控除の対象

このように自費診療となるミラドライですが、腋窩多汗症（ワキ汗）や腋臭症（ワキガ）に対する治療費は、医療費控除の対象となります。

医療費控除が適用されると、支払った医療費に応じて所得税の還付を受けられ、治療費の一部が戻ってくることがあります。ただし、医療費控除を受けるためには、確定申告が必要となるため、その点には注意が必要です。

ワキ汗、ワキガの保険治療について

腋窩多汗症（ワキ汗）や腋臭症（ワキガ）の治療において、保険適用が認められている治療法には以下のものがあります。

まず、原発性腋窩多汗症の患者さまを対象に、外用薬としてエクロックゲルやラピフォートワイプが保険適用されています。また、重度の原発性腋窩多汗症の患者さまには、ボトックス注射が保険適用されています。

手術による治療法としては、腋臭症に対する剪除法（皮弁法）が保険適用となっています。

その他、多汗症の治療剤として保険適用が認められているプロ・バンサイン（一般名：プロパンテリン臭化物）を補助的な形で用いる場合もあります。

まとめ

この記事では、ミラドライによる治療が保険適用かどうか、保険適用となるワキ汗やワキガの治療内容についてご紹介しました。

今回ご紹介した内容を以下にまとめます。

今回ご紹介した内容が、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ミラドライはルキナ新宿四谷クリニック

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、ワキ汗やワキガにお悩みの患者さまに対して、ミラドライ治療を行っています。

当院のミラドライ治療では、施術後のワキ汗やワキガの再発を防ぎ、1回の施術で満足いただける結果を得るために、「最大出力の広範囲ダブル照射」を行っています。また、ミラドライの施術は、ミラドライ公式認定医である外科専門医や形成外科専門医が担当します。

ミラドライ治療をご検討中の方には、LINE公式アカウントでの無料相談も承っております。
お気軽にご相談ください。

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