ワキ汗・ワキガ

ワキガはいつから発症|ピーク年齢や原因をわかりやすく解説!

「最近、ワキガの匂いが気になる」という方もおられるかと思います。
このワキガですが、年齢はいつから発症しやすいのでしょうか?

この記事では、「ワキガはいつから発症しやすいのか」をテーマに解説していきます。

ワキガの原因となるアポクリン汗腺

思春期になると、ワキガの匂いが気になり始めるという人もいるでしょう。ワキガのピークの年齢というのは、汗腺の一つであるアポクリン汗腺の発達具合と深い関係があります。

人の皮膚には、汗をつくって皮膚の表面へ送り出す汗腺という管があります。この汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。

エクリン汗腺は、身体の全身に分布しており、主に体温調節のために汗を出します。サラサラとした、臭いを伴わない汗が特徴です。一方、アポクリン汗腺はワキ、乳首、下腹部、耳など限られた場所に分布しています。臭いのもととなる脂質やたんぱく質を含み、皮膚表面の常在菌によって分解され、独特な臭いの原因となります。

ワキガは、アポクリン汗腺から分泌される皮脂やタンパク質を多く含む汗が、皮膚表面の常在菌によって分解され、特有の臭いが発生します。

ワキガの発症ピークは思春期

アポクリン汗腺の働きは「男性ホルモン」によって活性化されます。男性にしか出ないと思われがちな男性ホルモンですが、実は女性からも男性ホルモンは分泌されています(同様に女性ホルモンも男性から分泌されています)。

男性ホルモンの分泌量は、男女とも思春期といわれる第二次性徴が始まるころから20代にかけて増加していきます。年齢でいうと、女性の場合は16歳前後と言われています。ワキガを発症するピーク年齢は10代後半から20歳頃と考えられています。

成人以降でワキガが悪化する場合もある

ワキガのピーク年齢は、10代後半から20歳頃と考えられています。しかし、なかには20歳・成人を超えて、ワキガを発症する人や匂いが悪化する人もおられます。それは、食生活やストレスが関係しています。

まず食生活ですが、脂肪分や油分が多いものを摂取するなど食生活が乱れると、体内で分解しきれない脂肪などが汗となって排出され、ワキガの原因となります。
次にストレスですが、仕事などによるストレスが溜まると、アポクリン汗腺からの汗の発汗が促されます。ストレスが溜まるとアポクリン汗腺からの汗の量が増えるため、ワキガを発症・悪化させます。

ワキガを発症するピーク年齢は10代後半から20歳頃となりますが、食生活やストレスなどによりワキガが悪化する可能性があるため注意が必要です。

ワキガの匂いを防ぐための対策

ワキガの臭いを防ぐには、食生活の見直しやストレスを溜めないようにすることが大切です。
食事においては、脂肪分や油分が多いものはワキガの臭いを悪化させます。肉などの脂肪分が多い食品の過剰摂取は控え、魚・野菜などを栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

食生活の見直しやストレスを溜めないよう取り組んでもワキガの悩みが改善されない場合は、ワキガを治療する専門クリニックを一度受診して相談するのも解決策の一つです。

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