ミラドライ

ミラドライの痛みや腫れのピークと対処法を解説!

ワキ汗やワキガの治療において、非侵襲的で効果的な治療法として注目を集める「ミラドライ」。

この記事では、「ミラドライ治療後に起こる痛みや腫れのピークと対処法」について特集します。

ミラドライとは

ミラドライは、ワキ汗・ワキガを改善する治療機器です。
国内では、重度の原発性腋窩多汗症(ワキ汗)を治療することを目的に、厚生労働省より薬事承認を受けています。米国では、腋窩多汗症(ワキ汗)・腋臭症(ワキガ)・減毛の適応で承認取得しています。
ミラドライは、マイクロ波を用いて汗腺(エクリン汗腺・アポクリン汗腺)の存在する部分にヒートゾーンを形成し、その熱によって汗腺を焼灼・凝固させます。

一度のミラドライ治療で、汗腺の約70~80%を焼き、凝固させることが可能とされます。また、その治療効果は、半永久的に持続するとされています。
ワキ汗に対するミラドライの治療効果に関する臨床研究では、ミラドライの治療を行った1年後では、被験者の81.7%において汗の減少が続いていました。ワキガについては、治療直後から被験者の80%が臭いを気にしなくなり、治療2年後においても被験者の89%に効果が持続していました。(研究報告1)

ミラドライは、従来の手術による治療と比較して傷跡を残さないため、非侵襲的な治療法です。また、治療による回復期間(ダウンタイム)が必要ないため、効果的な治療法とされます。

【研究報告1】
(引用元:Pathological Changes in Axillary Hyperhidrosis and Axillary Osmidrosis Induced by Microwave Treatment: Comparison of Single‐ and Double‐Pass Irradiation. Lasers in Surgery and Medicine 2021)

ミラドライ治療後に生じる痛みや腫れ

ミラドライは非侵襲的でダウンタイムが少ない治療ですが、治療後の一定期間は痛みや腫れが生じます。

このミラドライ治療後の痛みや腫れのピークは、当日の夜から翌日までです。
施術当日は、痛みや腫れを緩和するために、アイスパックでワキを冷やしながら安静に過ごしていただくと良いでしょう。

痛みや腫れの強さについては、個人差があるため一概には言えませんが、痛み止めを飲んでしっかり冷やせば落ち着くという方がほとんどです。

ミラドライの痛みや腫れのピーク期を乗り越えるための方法

ミラドライ治療後の痛みや腫れのピークを乗り越えるための方法としては、「アイスパックで冷やすこと」や「鎮痛剤を適切に服薬すること」が重要です。

アイスパックで冷やす

ミラドライ治療直後の痛みや腫れを緩和するために、アイスパックを使って脇の下を冷やします。アイスパックによるアイシングは、熱を冷まして腫れや内出血を抑えるので早期回復につながります。

アイスパックによるアイシングは、治療直後だけでなく痛みや腫れを感じた時に定期的に行いましょう。

鎮痛剤を服薬する

ミラドライ治療後にアイスパックを使っても痛みを感じる場合は、鎮痛剤を服薬しましょう。
鎮痛剤の服薬をためらう方もおられますが、痛みがピークに達しやすい当日の夜をうまく乗り切るために鎮痛剤を活用しましょう。

ミラドライによる痛みや腫れが長期化する場合の対応

ミラドライ治療後の痛みや腫れが長期にわたって続く場合には、まずは治療を受けた医師に連絡することが重要です。

治療後の痛みや腫れは通常一時的なものですが、痛みや腫れが治らず長期的に続く場合には、医師による専門的なアドバイスや対処が必要となる可能性があります。

まとめ|ミラドライ治療後の痛みや腫れのピークと対処法

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この記事では、「ミラドライ治療後の痛みや腫れのピークと対処法」について特集しました。

ミラドライ治療後の痛みや腫れのピークは、当日の夜から翌日までです。
またミラドライ治療後の痛みや腫れのピークを乗り越えるための方法としては、「アイスパックで冷やすこと」や「鎮痛剤を適切に服薬すること」が重要です。

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新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、ミラドライ公式認定医がミラドライ治療を適正な料金で提供しています。

当院のミラドライ治療では、1回の施術で満足な結果を得るために、「広範囲+ダブル照射」を行っています。1回の治療で通常よりも広範囲を施術し、さらに汗の多い中央部分をダブル照射(2回照射)することにより、ワキ汗の悩みを改善します。

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