プラセンタ

【プラセンタとは】効能やデメリット、保険診療での注射などを特集!

プラセンタとは

プラセンタ(placenta)は、人間の胎盤から抽出した製剤で、10種類以上のアミノ酸に加え、タンパク質、脂質、糖質など三大栄養素、身体の働きを整えるビタミン・ミネラル・核酸・酵素といった生理活性成分、細胞の新陳代謝を促す成長因子などの栄養素が豊富に含まれています。

保険診療でのプラセンタ

プラセンタ注射は厚生労働省から認可されており、以下の場合には保険診療として受けることが出来ます。

①生理不順、生理痛、イライラ、冷えのぼせなどの更年期障害(45~59歳の女性が対象)

②乳汁分泌不全(産後1年以内で授乳の出が悪いとき)

③慢性肝疾患における肝機能の改善


注:プラセンタ製剤には「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類があります。当院で取り扱っている製剤は「メルスモン」のみです。「メルスモン」は上記の①②に対して保険適応があります。

プラセンタ療法の効能

加えて、プラセンタ注射には以下のような効能があるとされています。

■慢性的な疲労

■肩こり・腰痛・ひざ痛

■喘息・アトピー性皮膚炎

■花粉症などアレルギー疾患

■月経前緊張症

■自律神経失調症

■関節リウマチの症状軽減

■肝障害の改善 など

特に、慢性的に体調不良が続いている、体力が落ちている、不定愁訴に悩まれている女性の方におススメで、美白(シミの予防や改善)・美肌(シワ、たるみを修復)効果、乾燥肌や肌荒れ、皮膚の老化にも有効とされます。

さらに、男性の更年期障害様症状や薄毛にも効果があるとされます(当クリニックの院長も愛用しており、プラセンタ注射の翌日は「本当に体調がいい」とよく話されています)。

プラセンタ療法のデメリット

デメリットについて、最低限、知っておいて頂きたいことは以下の2点です。

①ヒトの胎盤から抽出しているため、特定生物由来製剤(B型肝炎、C型肝炎、HIV、クロイツフェルド・ヤコブ病、未知のウイルスなどの感染のリスクがある製剤)に指定されています。そのため一度でもプラセンタ注射をすると、献血をすることが出来ません。


②“感染リスク”と書かれると心配になってしまいますが、製品発売から現在まで50年以上、重大な副作用や感染症の発生は報告されていませんので、ご安心下さい。

費用について、当院では適応を満たす場合の保険診療に加えて、自由診療としてプラセンタ注射療法を受けて頂く場合でも、非常にリーズナブルな価格でご提供させて頂いています(詳しくは、当院ホームページのプラセンタページをご参照下さい)。

18~21時と夜間診療を中心に行っていますので、仕事帰りなどにお気軽にお立ち寄り、ご相談頂けましたら幸いです。よろしくお願いします。


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