ワキ汗・ワキガ

ワキガとアルコール・お酒の関係性をわかりやすく解説!

「お酒を飲んでアルコールを摂取すると、ワキガが悪化する」という話を聞いたことがある方もおられるかと思います。
では、なぜアルコールを摂取するとワキガが悪化するのでしょうか?

この記事では、「ワキガとアルコール・お酒の関係性」を解説します。

ワキガの原因となるアポクリン汗腺

まず初めにワキガの原因となる汗腺についてご紹介します。

人の皮膚には、汗をつくって皮膚の表面へ送り出す汗腺という管があります。この汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。

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エクリン汗腺は、身体の全身に分布しており、主に体温調節のために汗を出します。サラサラとした、臭いを伴わない汗が特徴です。一方、アポクリン汗腺はワキ、乳首、下腹部、耳など限られた場所に分布しています。臭いのもととなる脂質やたんぱく質を含み、皮膚表面の常在菌によって分解され、独特な臭いの原因となります。

ワキガは、アポクリン汗腺から分泌される皮脂やタンパク質を多く含む汗が、皮膚表面の常在菌によって分解され、特有の臭いが発生します。

お酒・アルコールによる発汗作用でワキガが悪化

お酒を飲んでアルコールを摂取すると、アルコールの作用により血管が拡張して血流が良くなります。その結果、汗の量が増えます。

アルコールの作用により汗の量が増えることで、汗腺の一つである「アポクリン汗腺」からも大量の脂質などを含む汗が出てきます。

このアポクリン汗腺は、先ほどもご紹介したように臭いのもととなる脂質やたんぱく質を含み、皮膚表面の常在菌によって分解され、ワキガの臭いの原因となります。

そのため、お酒・アルコールの過剰摂取は、アポクリン汗腺からの汗の量が増えるため、ワキガを悪化させます。

またアルコールは分解されると、アセトアルデヒドという刺激臭を伴う液体が生成されます。アセトアルデヒドが汗に混じって排出されると、ワキガの臭いが強まる傾向にあります。

適度なアルコール摂取はストレス解消となり、ストレスを発散することでワキガの解消に繋がりますが、過度なアルコール摂取はワキガの悪化に繋がります。

ワキガの匂いを防ぐための対策

ワキガの臭いを防ぐには、今回取り上げたお酒・アルコールを過剰摂取しないことが大切です。また、その他にも食生活の改善やストレスを溜めないようにすることも重要です。

定期的な運動を行えば、老廃物の排出を促すことできストレス発散にもつながります。

それでもワキガの悩みが改善されない場合は、ワキガを治療する専門クリニックを一度受診して相談するのも解決策の一つです。

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