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ミラドライ

ミラドライのダウンタイムはいつまで?痛み・腫れ・内出血の経過を医師が解説

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックです。当院では、ミラドライ公式認定医が、広範囲ダブル照射によるワキ汗・ワキガのミラドライ治療を行っています。

ミラドライを検討されている方から、「施術後はどのくらい痛いですか?」「腫れや内出血はいつまで続きますか?」「翌日から仕事はできますか?」といったご質問をよくいただきます。

ミラドライは皮膚を切開しない治療ですが、施術後には痛みや腫れ、内出血、皮膚のゴツゴツ感などが一時的にみられます。こうした症状が落ち着くまでの期間を「ダウンタイム」といいます。

この記事では、当院で多くの患者様を治療してきた経験をもとに、ミラドライのダウンタイムがいつまで続くのかを症状別に解説します。あわせて、ダウンタイム中の過ごし方や、報告されている症状についてもご紹介します。

この記事の監修者

ミラドライのダウンタイムはいつまで?症状別の目安一覧

ミラドライのダウンタイムは、症状によって続く期間が異なります。当院での術後経過をもとにした目安は、次のとおりです。

症状落ち着くまでの目安特徴
痛み施術当日がピーク。翌日にはかなり軽減十分な冷却で抑えられる
赤み・吸引痕4〜5日程度施術直後の吸引によるもの
むくみ(腫れ)1週間程度重力によって脇より下へ移動することがある
内出血10日〜2週間程度腕や胸の横に広がって見えることがある
ゴツゴツ感・突っ張り1〜1.5か月程度ストレッチが大切

痛みが最も強いのは施術当日で、翌日には普段どおりの生活を送れる方がほとんどです。一方、皮膚のゴツゴツ感や突っ張りは、1〜1.5か月ほどかけてゆっくりと改善していきます。そのため、「ダウンタイムはいつまでか」という問いへの答えは、どの症状に注目するかによって変わります。

いずれの症状にも個人差があり、体質や照射範囲によって期間が前後することがあります。ここからは、症状ごとの経過を順にご説明します。

痛みのピークは施術当日、翌日にはかなり軽くなります

施術当日:麻酔が切れた後に痛みが出ます

施術中は局所麻酔が効いているため、通常、強い痛みを感じることはありません。麻酔が切れてくると徐々に痛みが出てきますが、最も強くなるのは施術当日です。

この時期に大切なのが、しっかりと冷やすことです。保冷剤などを使って十分に冷却することで、痛みをかなり抑えられます。当院では施術後の冷却方法についてもご説明していますので、帰宅後もしっかりと冷やしてください。

翌日以降:普段どおりの生活ができる程度に

施術当日に十分冷却していただければ、翌日には痛みがかなり軽くなり、普段どおりの生活を送れる方がほとんどです。

ただし、激しい運動や、腕に強く力を入れる動作は、しばらく控えていただきます。仕事や入浴などの再開時期については、後述の「ダウンタイム中の過ごし方」でまとめています。

なお、麻酔の注射や施術中の痛みについては、「ミラドライの麻酔は痛い?痛み軽減の工夫を詳しく解説!」で詳しく解説しています。

赤み・吸引痕は4〜5日程度で目立たなくなります

ミラドライは、専用のハンドピースで皮膚を吸引しながら、マイクロ波を照射する治療です。そのため、施術直後には吸引による赤みや吸引痕がみられることがあります。

個人差はありますが、時間の経過とともに自然に薄くなり、通常は4〜5日程度で徐々に目立たなくなりますので、ご安心ください。

むくみ(腫れ)は1週間程度で改善します

施術後は、脇の周囲にむくみ(浮腫)が生じることがあります。これは、マイクロ波の熱による反応と、麻酔液を注入した影響が重なるためです。

むくみは重力の影響を受けるため、脇から腕や胸の横など、少し下の位置へ移動していくことがあります。「腫れが広がった」と感じることもありますが、これは一般的な経過のひとつです。

通常は、1週間程度で徐々に改善していきます。

腫れをできるだけ早く落ち着かせるための過ごし方については、「ミラドライ治療後の腫れや痛みを早く治す方法を解説」で詳しく解説しています。

内出血は10日〜2週間程度で吸収されます

施術後は、脇に内出血がみられることがあります。皮膚を吸引しながら照射する治療の性質上、ある程度は避けられない反応です。通常は、10日〜2週間程度で改善していきます。

また、脇に生じた内出血が重力によって徐々に下へ移動し、腕や胸の横などに広がって見えることがあります。「内出血が広がった」と心配される方もいらっしゃいますが、必ずしも状態が悪化しているわけではありません。

内出血は、時間の経過とともに色が薄くなり、自然に吸収されていきます。特別な処置は必要ありませんので、経過を見守っていただければ問題ありません。

ゴツゴツ感・突っ張りは1〜1.5か月程度で落ち着きます

痛みや腫れが落ち着いた後も、「脇がゴツゴツする」「皮膚が硬い感じがする」「腕を上げると突っ張る」と感じることがあります。

これは、ミラドライ後によくみられる経過のひとつです。通常は、1〜1.5か月程度かけて徐々に改善していきます。

この時期に大切なのはストレッチです

痛みのない範囲で腕をしっかり伸ばし、脇をストレッチすることで、皮下に硬い索状物ができて突っ張る「タイトバンド」の予防にもつながります。

怖がって腕を動かさずにいるよりも、無理のない範囲で少しずつ動かしていくことをおすすめしています。

ダウンタイム中の過ごし方|仕事・シャワー・入浴・運動・飲酒

ミラドライは入院の必要がなく、施術当日にお帰りいただけます。ダウンタイム中の過ごし方の目安は、次のとおりです。

項目目安
仕事・日常生活翌日から普段どおりに過ごせる方がほとんど
シャワー施術当日から可能
入浴(湯船)施術後3日程度は控える
激しい運動施術後1週間程度は控える
飲酒施術後3日程度は控える

仕事・日常生活は翌日から

施術翌日には痛みがかなり軽くなり、デスクワークをはじめ、普段どおりの生活を送れる方がほとんどです。日常生活や仕事に特別な制限はありません。

ただし、腕を大きく動かす作業や、腕に強く力を入れる動作は脇に負担がかかるため、しばらくは控えめにしていただくと安心です。

シャワーは当日から、湯船は3日程度控えてください

シャワーは施術当日から浴びていただけます。脇はこすらず、やさしく洗い流してください。

湯船につかるのは施術後3日程度控え、その後は腫れや痛みの状態を見ながら再開してください。体が温まると血行がよくなり、腫れや内出血が強く出ることがあるためです。温泉やサウナも同様です。

激しい運動は1週間程度、飲酒は3日程度控えてください

激しい運動や、腕に強く力を入れるトレーニングは、施術後1週間程度控えていただきます。一方、ストレッチなど、痛みのない範囲で腕を動かすことは問題ありません。

飲酒も、入浴と同じく血行を促し、腫れや内出血を強める可能性があります。そのため、施術後3日程度は控えていただくことをおすすめしています。

臨床研究で報告されているミラドライのダウンタイム

ミラドライの施術後にみられる症状は、海外の臨床研究でも報告されています。当院での経過と照らし合わせるうえで参考になる、2つの研究をご紹介します。

腫れ・不快感・しびれは一時的で、全例で回復したという報告

海外で行われた31名を対象とする研究では、全員に施術部位の腫れ、不快感、しびれといった一時的な症状がみられました。最も多かったのは、腕の皮膚の感覚が変わる症状で、12名にみられましたが、いずれも時間の経過とともに回復したと報告されています 1)。

この研究では12か月にわたって経過を追っており、施術後の症状が長期間残ることはなかったとされています。

施術後1週間は痛み・腫れが85%、内出血が51%にみられたという報告

2026年に発表された東南アジアの52名を対象とする研究では、施術後1週間の時点で、痛みと腫れが85.1%、内出血が51.1%の患者様にみられました。いずれも軽度で、3か月後には大幅に減少し、6か月後にはほぼ消失したと報告されています 2)。

この研究では、施術後の冷却を標準的なケアとして全員に行っています。痛みに対しては、必要に応じて内服の鎮痛薬を使用したのみで、追加の処置を必要とした患者様はいなかったとされています。

研究結果から言えること

これらの研究から、ミラドライのダウンタイムの症状は一時的なもので、多くは数週間から数か月のうちに自然に改善していくことがわかります。内出血については半数程度の患者様にみられる一般的な反応であり、当院で「10日〜2週間程度で改善する」とご案内している経過とも一致します。

なお、照射の方法や出力の設定は研究ごとに異なるため、症状の頻度や期間は目安としてお考えください。

施術中の痛みは我慢しないでください|神経障害を防ぐために

ダウンタイムを軽く済ませるうえでは、施術中の対応も大切です。ミラドライでは施術前に局所麻酔を行うため、十分に麻酔が効いていれば、照射中に強い痛みを感じることは通常ありません。

もし施術中に「痛い」「電気が走るような感じがする」など、いつもとは違う感覚があれば、我慢せずにすぐお伝えください。当院では、そのような場合には必要に応じて局所麻酔を追加し、痛みがなくなったことを十分に確認してから施術を続けます。

局所麻酔を追加する際は、すでに麻酔が効いている部分から行うため、通常は痛みを伴いません。神経への影響を避けるためにも、「少しくらいなら我慢しよう」と思わず、施術中に気になる痛みや感覚があれば、遠慮なくお知らせください。

ミラドライ後に起こりうる神経障害については、「ミラドライの神経損傷|まれに起こる合併症と安全性について解説!」で詳しく解説しています。

このような症状が続く場合はご相談ください

ここまでご説明した症状は、多くの場合、時間の経過とともに自然に改善していきます。ただし、以下のような場合は通常の経過とは異なる可能性があるため、次回の診察を待たずにご連絡ください。

  • 痛みが日を追うごとに強くなる、または1週間を過ぎても強い痛みが続く
  • 脇の赤みや熱っぽさ、腫れが数日たっても引かず、むしろ広がっている
  • 発熱を伴う
  • 水ぶくれやただれができた
  • 脇や腕のしびれ、感覚の鈍さが数か月たっても改善しない
  • 皮膚の下のしこりが大きくなる、または強い痛みを伴う

ミラドライは皮膚を切開しないため、感染などの合併症が起こることはまれです。それでも、「いつもと違う」「不安が続く」と感じた場合は、些細なことでもお問い合わせください。当院では、施術後の経過についてもご相談を承っています。

ミラドライのダウンタイムに関するよくある質問

Q. ミラドライはダウンタイムなしで受けられますか?

ダウンタイムがまったくないわけではありません。目安として、痛みは施術当日、赤みは4〜5日程度、むくみは1週間程度、内出血は10日〜2週間程度、ゴツゴツ感や突っ張りは1〜1.5か月程度続きます。

ただし、翌日から普段どおりの生活を送れる方がほとんどで、手術のように長期間の安静を必要とする治療ではありません。

Q. 翌日から仕事はできますか?

デスクワークをはじめ、多くの仕事は翌日から問題なく行っていただけます。ただし、腕を大きく動かす作業や、腕に強く力を入れる作業が多い場合は、施術後数日間、負担を減らせるよう調整していただくと安心です。

Q. ダブル照射だと、ダウンタイムは長くなりますか?

当院では、1回の施術で広範囲にダブル照射を行っていますが、症状ごとの経過の目安は、本記事でご説明したとおりです。

照射範囲が広い分、腫れや内出血がみられる範囲もやや広くなることがありますが、経過の長さが大きく変わるものではありません。

Q. 2回目の施術のダウンタイムは、1回目と同じですか?

基本的には、1回目と同様の経過をたどるとお考えください。1回目の経験から冷却やストレッチのコツをつかんでいる方が多く、「1回目より楽に過ごせた」というお声もいただきます。

ミラドライのダウンタイムは時間とともに改善します

ミラドライの施術後には、痛み、赤み、内出血、むくみ、ゴツゴツ感や突っ張りなどがみられます。それぞれの症状が落ち着くまでのおおよその目安は、次のとおりです。

  • 痛み:施術当日がピーク。十分に冷却すれば、翌日にはかなり軽減
  • 赤み・吸引痕:4〜5日程度
  • むくみ:1週間程度
  • 内出血:10日〜2週間程度
  • ゴツゴツ感・突っ張り:1〜1.5か月程度

特に内出血やむくみは、重力によって脇より下へ移動することがあります。また、ゴツゴツ感や突っ張りがある時期には、適度なストレッチを続けることが大切です。

術後の症状には個人差がありますが、多くは時間の経過とともに自然に改善していきます。当院では施術を行うだけでなく、施術中の痛みへの対応や術後の経過についても丁寧にご説明し、安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

ミラドライのダウンタイムについてご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

ミラドライならルキナ新宿四谷クリニック

東京都新宿区四谷のルキナ新宿四谷クリニックでは、ワキ汗やワキガにお悩みの患者様に、ミラドライ治療を行っています。

当院では、1回の施術で汗腺の焼け残りをできるだけ少なくすることを目指し、「最大出力の広範囲ダブル照射」を行っています。施術を担当するのは、ミラドライ公式認定医である外科専門医です。

施術中の痛みへの対応はもちろん、帰宅後の冷却方法やストレッチのポイントなど、ダウンタイム中の過ごし方についても丁寧にご説明しています。施術後に気になる症状があった場合も、そのままにせずお問い合わせください。

「ダウンタイムがどのくらいか不安」「仕事の予定と合わせて施術日を決めたい」という方には、LINE公式アカウントでの無料相談も承っております。お気軽にご相談ください。

参考文献

1) Hong HC, Lupin M, O’Shaughnessy KF. Clinical evaluation of a microwave device for treating axillary hyperhidrosis. Dermatol Surg. 2012;38(5):728-735.

2) Le TTM, Dang NT, Van TT. Real-World Outcomes of Microwave Treatment for Axillary Hyperhidrosis and Bromhidrosis: A 12-Month Study in a Southeast Asian Setting. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2026;19:1-11.

ミラドライに関する補足情報

・治療内容:重度の腋窩多汗症のミラドライ治療(自由診療) 
・治療期間及び回数:1回 
・治療費用(税込):148,000円〜278,000円 
・主なリスクや副作用:治療部位の腫れ・痛み・内出血・一時的な感覚の変化・色素沈着

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